# 01 木組み (きぐみ)
木組みとは、金物を使わずに木の継手や仕口で構造をつくる日本古来の技術です。木の癖や乾燥具合を見極め、一本ごとに最適な加工を施すことで、木本来の強さを最大限に引き出します。柱や梁が美しく交わるその構造は、見た目の美しさだけでなく、地震にもしなやかに耐える強さを持ちます。「木を組む」という行為に、職人の感性と経験が息づいています。
伝統構法とは木の性質を読み、
自然の力を生かして組み上げる日本の伝統技術です。
金物に頼らず、
木と木が噛み合うことで強度を生み出す「柔構造」が特徴です。
地震などの外力をしなやかに受け流し、
修繕を重ねながら何世代にもわたって住み継げる。
仮谷工務店では、古来から受け継がれてきたこの構法を守り、
現代の暮らしに合わせて再構築することで、
長く安心できる家づくりを実現しています。
木組みとは、金物を使わずに木の継手や仕口で構造をつくる日本古来の技術です。木の癖や乾燥具合を見極め、一本ごとに最適な加工を施すことで、木本来の強さを最大限に引き出します。柱や梁が美しく交わるその構造は、見た目の美しさだけでなく、地震にもしなやかに耐える強さを持ちます。「木を組む」という行為に、職人の感性と経験が息づいています。
手刻みとは、大工職人がノミやカンナを使い、木材を一本ずつ手で加工していく作業のことを指します。木には一本ごとに個性があり、まったく同じ性質のものはありません。その性格を読み、適材適所で組み合わせるのが手刻みの妙で機械では出せない精度と温もりがあり、木が持つ命をそのまま住まいに宿します。
貫構法は、柱を貫通して水平に通す「貫(ぬき)」によって家全体を一体化させる技術です。地震の揺れに粘り強く耐える柔構造をつくり、建物全体のねじれや倒壊を防ぎます。また、金物を極力使わないため、錆や腐食の心配が少なく、長く健全な状態を保つことができます。木と木が支え合う、自然の理にかなった工法です。
日本の気候風土に適した、昔ながらの壁づくりの技法です。竹を編んだ下地に土を塗り重ねて仕上げることで、断熱・調湿・防音に優れた空間を生み出します。夏は涼しく、冬は暖かく、その自然な快適さは、機械的な断熱材にはない魅力です。また、自然素材のみでつくられるため、環境にも人にもやさしい壁として注目されています。
石場建ては、柱を直接石の上に据える構法で、寺社仏閣や古民家にも多く見られます。柱が独立して呼吸できるため、建物全体の通気性が高く、湿気やシロアリの被害を防ぎます。地震や風の力を受けても、柔らかくしなやかに逃がす構造が特徴で部分的な補修が容易で、長く住み継ぐことのできる家づくりに欠かせない技術です。